何をもって成功とみなすのか、どのような状態になったら自分は満足するのかをちゃんとコアな部分で把握できていないと、大切な時間を無駄にし続けることになります。
私達大人は稼がないといけないという話と一見矛盾してしまうようにも思えるかもしれませんが、ある程度のお金を稼ぐことは目指すとしても、ゴールや目標は何かしら設定しておかないと、いつまで経っても心が枯渇した状態で生きることになりかねません。
例えば年収1000万を超えて2000万円や3000万円に到達した周りの知り合いで多いのは、お金を稼ぐこと自体が目的になっている人達です。
彼らがなぜお金が必要なのか、それは自分の欲(物欲・性欲・自己顕示欲)を満たすために欲しいものが尽きないからです。そうなると、いくら稼いでも稼いでも満足しません。
私が経営者の先輩達に聞いても、だいたいみんな年収3000万円を超えたあたりから欲しくて買えないものは無くなったと言いますから、例えば今の目標が無い方は収入はとりあえずここを目標に置いておけば良いと思います。
とはいえ、田舎に行って半自給自足の生活をするのであれば、年収500万円もあればとてつもなくリッチな生活ができるわけですし、何を優先事項に据えるのかは本当にこれからの時代は大切になってくるんじゃないかと思うんです。
もっと重要なのは「どう生きるか」というテーマ
お金を稼ぐことは重要です。自分や、周りの人達が幸せに生きるためにそこはちゃんと稼げるようになりましょう。
その上での話なのですが、「どう生きるか」というのをしっかりとテーマに据えることは私は人生においてもっと重要なのではないかと思っています。
例えば私のケースでいうと、
- 誰かに媚びを売る生き方をしない
- 今しかない子供達との時間を大切にする
- 自分の人生のペースは自分で握る
という譲れないテーマがあります。
例えばこのどれか1つが崩れるくらいなら、仮に自分の年収が5000万円アップしてもそれを受け入れる事はありません。
でもこれが例えば20代の頃の私は、「とにかく20代のうちに最低でも年収1000万円」という目標で走ってきた結果、媚びを売ることはありませんでしたが、自分の人生のペースは他人に握られるし、生まれたばかりの子供達と関わる時間があまり持てない時期もあったりで、目標を達成できてもそこまで満足できなかったのが正直なところです。
だからそういう経験もあり、30代をどう生きるかというテーマ設定が自然にできたように思えます。
私は高級車を乗り回すことにも興味がありませんし、ハイブランドの洋服などにも無頓着です。
資産にならないとか負債になるとかでこれは賛否両論が分かれるところですが、私は一軒家派で家を既に建ててしまっているので、高級マンションにも興味がありません。
なので、全然お金がかからないわけです。
かかるものとしては子供の教育費などになってくるわけですが、それはまあ子供のためにお父さんはいくらでも頑張りますよ。
なのでつまり、自分がどう生きたいかというテーマを設定すれば、自ずと目標も定まり、どのようにしていくらくらい稼げば良いのかがなんとなく見えてくるのではないでしょうか?
稼いだお金は会社にストックしておけば事業投資などに回せます(法人化している方は)が、それを個人の口座に入れてしまうと大半を税金で持っていかれます。
だから私も使っていますし、私の知人の経営者達は節税のためにふるさと納税を使いまくっているわけですが、注文しまくってお肉などが山のように届くので、バカでかい業務用冷蔵庫を別で購入した方もいますし、自分の家だけではあふれ出てしまうので、親族全員にふるさと納税リストを配って欲しいものを言って貰っている方もいたりします(笑)
「私は高額納税をして社会貢献したいのよ!」
という意見の崇高な方ならそれで良いかもしれませんが、できれば出て行くお金は減らしたいのが大半の方の本音だと思います。
政治家の意味不明な政策などに税金が使われているかと思うと、何か他の使い道があるんじゃないかと思う今日この頃で、実際に調べたら自分が望む人に少額からでも寄付できるようなサービスも登場してきたりしてるんですよ。
まあでも、まずはしっかりと稼げるようになるのが先決ですよね!
高額商品をしっかりと売れるようになれば人生はいつからでも挽回できます。一緒に頑張っていきましょう。
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